LEDディスプレイ siliconcore

世界水準の製品クオリティと
開発テクノロジー

- QUALITY & TECHNOLOGY -

シリコンコア・テクノロジー(SCT)は、1997年に米国・シリコンバレーに設立したテクノロジー企業です。民生向け製品を対象としたアナログ半導体事業と自社の優れたIC技術を活用したLEDパネル事業を展開しています。


R&D拠点を米国・シリコンバレーに置き、開発およびテストセンターを中国(広州・深センおよび成都)、販売拠点を日本、米国、欧州、アジア各国、数多くのオペレーションを世界に構えるグローバル企業です。
20年以上に及ぶIC R&Dと、テクノロジー企業としてのイノベーションの追求、世界各国のプロフェッショナルが集うマルチナショナルな企業カルチャーをベースに、今後もより一層の発展を目指していきます。


LDD(レーザーダイオードドライバ)ICのリーディングサプライヤとして、世界で50%以上のシェアを確保しています。ノートパソコンなどのDVDドライブ内のレーザー駆動に使われ、Sony、Sharp、Sanyo、Samsungといった国内外主要メーカーに製品を納めています。
また、環境重視型社会において需要が高まるLED(発光ダイオード)、そのLEDを駆動するドライバICも各種取り揃え、自社の超高精細・高機能なLEDパネルディスプレイを開発し、欧米ならびに日本を含むアジア各国に展開しています。

シリコンコア・テクノロジー製 LEDディスプレイパネル

コモンカソードテクノロジー

- COMMON CATHODE TECHNOLOGY -

シリコンコア・テクノロジー(SCT)が採用するCommon Cathode(コモンカソード)テクノロジーは従来のCommon Anode(コモンアノード)形式に比べ電力損失、熱放散、部品点数も少なく従来難しいとされてきたLEDピッチ3mm以下の高精細パネルを実現する最も重要な技術の一つです。
アナログ半導体技術のリーディングプロバイダーである当社SCT(シリコンコア・テクノロジー)グループが開発した独自の高集積・低消費電力LEDドライバーICによりこれまでの問題を解決、ピッチ1.9mm以下の超高精細・高機能パネルを品質高く、高寿命で提供します。


コモンアノード形式では狭ピッチをサポートするため、輝度やリフレッシュレートやグレースケールの低減、また低集積・高電力消費、熱放出を理由に大きな冷却用ファンを必要とする、製品寿命の短縮などの代償を払うことにもなります。

コモンカソード マーク

Common Cathode 〜 コモンカソード 〜

■ RGBそれぞれ別に電力供給
■ 外部レジスタなし


メリット
■ 外部レジスタ削減
■ 低い放熱
■ 長いLED寿命
■ 低消費電力

Common Anode 〜 コモンアノード 〜

■ RGBそれぞれに同じ電力を供給
■「R」チャネルに電圧を下げる
ための外部レジスタ


■ 外部レジスタが必要
(部品点数Up)
■ 高い放熱
■ LED寿命の短縮
■ 高い消費電力
■ 高EMI
■ 低い製造品質

LISA(LED In Silicon Array)

- LED IN SILICON ARRAY -

LEDディスプレイの新たな製造方法・プロセス


LISAとは、同社が持つ優れたLEDドライブ技術(コモンカソード)とCOB(Chip On Board)技術を組み合わせた強力なプラットフォームで、今後のLEDディスプレイ製造において大きなバックボーンを形成するものです。


従来のSMD(表面実装)タイプのLEDパッケージを使用せず、発光ダイオード(素子)を直接PCB(基板)に実装・接合・モールドすることによる製造で、パネルの耐久性、信頼性を大きく向上させるとともに狭ピッチ化や画面のクオリティの向上にも大きく貢献します。


高精細LEDにおける課題の一つでもある設置中および常設運用時におけるピクセル損傷が大幅に減少することから、高い信頼性とともに、仮設やアクセスの激しい高所にある公共スペースやタッチアプリケーションなどにおいてもメリットを発揮します。

ZACH(Z [インピーダンス] Adjustment for Color Homogeneity)

- Z ADJUSTMENT FOR COLOR HOMOGENEITY -

当社が誇る先進HDRドライバICの最新技術


『Z.A.C.H.』とはZ(インピーダンス) Adjustment for Color Homogeneityの略で、ドライバIDに組み込まれたZACH機構が、各LEDのインピーダンス変動を正確に把握し、それぞれに適した調整を施すことにより、非常に低い輝度レベルにおいても均一な輝度と色を実現します。


ZACH HDRドライバID搭載機は、すでに業界に知れる最も高輝度なSiliconCoreディスプレイが低輝度領域においても正確な色再現を実現することを確認できます。


シリコンコアの低消費電力コモンカソード技術(CCT)と組み合わせることにより、1,800nits以上の最大輝度と0.1nits未満の最小輝度を達成し、実効ダイナミックレンジは18,000〜1または14ビットを超えています。


Z.A.C.H.技術はLEDディスプレイにおける大きなブレイクスルーであり、この驚異的なダイナミックレンジと色の再現性は、画質や没入感を増し、放送、シアター、監視・指令・制御、設計シュミレーション環境のみならず、企業やショップ・ショウルーム、ホテルなどあらゆる環境・用途で実力を発揮するものとなります。

アンチモアレフィルター(放送局・再撮用途向け)

- ANTI MOIRE FILTER -

シリコンコア・テクノロジーは世界初となるLEDウォール用アンチモアレフィルタを開発し(弊社パテント)、モアレ対策を必要とする放送局、スタジオ等での再撮用途向けに提供しています。


これまでは、カメラの角度や距離などモアレが出ない位置に固定して撮影するなどの対策をしてきましたが、このフィルターをつけることにより、再撮位置の自由度を上げるだけにとどまらず、ブラックレベルやコントラストをあげるというメリットも提供できることから、お客様に大変高い評価を頂いています。


再撮用途でのLEDウォールのご使用にはぜひこの技術を採用・ご検討下さい。

アンチモアレフィルターとは(動画)

ゴースト除去技術

- GOHST ELIMINATION -

映像におけるゴースト障害は部品内部や回路上の寄生容量に存在する蓄電荷がオフされるべきLEDを発光し続けることにより起こる障害です。


これまでの形式では、この障害を削減するためにバイパスレジスタやその他回路を基板上に加えるのが一般的で、結果、さらならコンポーネントの増加、基板を複雑化し、リフレッシュレートやグレースケール性能を失う結果を招いていました。


SCTが所有するゴースト除去技術は寄生容量を完全に放出、シンプルな基板設計・短い回路引き回しは寄生容量を低くし、蓄電荷の放出時間の短縮、その結果としてリフレッシュレートやグレースケール性能を向上させます。

LED大型ディスプレイ:ゴースト除去技術

リフレッシュレート
&グレースケール

- REFRESH RATE & GRAY SCALE -

SCTグループの高集積・コモンカソードLEDドライバーICは実装コンポーネントを削減、それにより放熱も少なく更なるLEDの実装や全ての必要部品を実装後もシンプルな基板設計を可能にする。 それにより高いバンド幅の確保と共にEMIエミッションを削減し、リフレッシュレートとグレースケール性能を向上させる。

LED大型ディスプレイ:ゴースト除去技術

低発熱&静音

- COOL & SILENT -

低い電力消費と低発熱によりSCTグループの高精細LEDパネルは外部での冷却ファンを必要としない静音設計です。これは大きな差別化要因の一つで、熱による設置の制限や製品寿命、屋内施設での音(ノイズ)に対する制限などもクリアできます。

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