LEDディスプレイ siliconcore

InfoComm2017にて新たな技術『Z.A.C.H.』ドライバICを搭載したHDR LEDディスプレイを発表

- SILICONCORE NEWS -

2017.06.05

http://「Z.A.C.H.」ドライバICを搭載したHDR%20LEDディスプレイ

シリコンコアは6月14日から16日に米国・フロリダ州で開催されるInfoComm2017にて当社が誇る先進LEDドライバICの最新版『Z.A.C.H.』を搭載したLEDディスプレイをお披露目します。これは3年に亘る研究開発を経て当社がLEDディスプレイ市場に提案する新たなテクノロジーで、業界をリードするダイナミックレンジと色の再現性を提供するものです。

弊社パテントである『Z.A.C.H.』とは、Z(インピーダンス)Adjustment for Color Homogeneityの略で、ドライバICに組み込まれたZACH機構が、各LEDのインピーダンス変動を正確に検出し、それぞれに適した調整を施すことにより、非常に低い輝度レベルにおいても均一な輝度と色を実現します。

InfoCommにおいて4K 1.2mm LEDディスプレイとして展示されるZACHドライバIC搭載機は、すでに業界に知れる最も高輝度なSiliconCoreディスプレイが低輝度領域においても正確な色再現を実現することを確認できます。また、シリコンコアの低消費電力コモンカソード技術(CCT)と組み合わせることにより、1,800Nits以上の最大輝度と0.1Nits未満の最小輝度を達成し、実効ダイナミックレンジは18,000〜1または14ビットを超えています。また、色の再現性においては、業界標準である高色域Rec. 2020をカバーします。

この新たなZ.A.C.H.技術はまずLavender 1.2mm、Magnolia 1.5、Camellia 0.95に搭載され、この7月より出荷開始されます。

Z.A.C.H.技術はLEDディスプレイにおける大きなブレイクスルーであり、この驚異的なダイナミックレンジと色の再現性は、画質や没入感を増し、放送、シアター、監視・指令・制御、設計シミュレーション環境のみならず、企業やショップ・ショウルーム、ホテルなどあらゆる環境・用途で実力を発揮するものとなります。

Infocomm2017にお越しの際には弊社ブース4660にぜひお立ち寄りください。

このページのトップへ