LEDディスプレイ siliconcore

高性能1.2mm XR (240Hz) ディスプレイを国内導入

- SILICONCORE NEWS -

2024.04.30

高精細LEDディスプレイのパイオニアであるシリコンコア・テクノロジーLLC(新横浜、代表:梅村 誠)は、昨年導入の高性能XRシリーズの最新イノベーションとして、1.2mm XR LEDディスプレイをリリースし、日本国内においてもすでに導入したことを発表しました。

1.2㎜というピクセルピッチで初めて240Hzのフレームレートを達成し、低消費電力を維持しながら業界最高の性能を提供するメーカー独自のドライバIC技術(斬新なClocking方式によりさらに高速なクロック速度を実現)によって可能になりました。

25年以上にわたるイノベーションにより、SiliconCoreは“業界初”の代名詞であり、ファインピクセルピッチLEDディスプレイの限界をこれまで押し広げてきました。独自のドライバICを製造する唯一のLEDディスプレイメーカーであり、個々のピクセルのパフォーマンスを最大化する独自の技術を持っています。

シリコンコアのCEO兼社長であるエリック・リーは、次のようにコメントしています。

「1.2mm XR LEDディスプレイの導入は、放送、バーチャルプロダクション、XRや3Dシミュレーション環境の構築に大きな変化をもたらします。240Hzのフレームレートと1.2mmの超高精細ピクセルピッチを組み合わせることで、より小さなスペースでの仮想環境の作成が可能になり、複数のカメラセットアップや多視点3Dなど新たな可能性をもたらします。これはすべて、当社の代名詞となっている低消費電力と持続可能性という大きな利点を維持しながら達成されます。」

堅ろう性高い500mm x 500mmのキャビネットは、高解像度のバーチャルプロダクションのセットアップや、没入感のある床や壁に囲まれたライブ放送環境の作成に最適です。シリコンコアの「LISA」耐久性技術を利用することで、耐荷重2000Kg/m2を実現し別途オーバーレイを必要とせず、同じディスプレイをスタジオの床や壁に使用し最高解像度の没入スペースを作成できます。

特許取得済みのシリコンコア コモンカソード・ドライバーチップは、240Hzのフレームレートと7680Hzのリフレッシュレートを実現し、あらゆるXR環境において、スローモーション、マルチカメラビュー、マルチ視点ソリューションのパフォーマンスを最高レベルに引き上げます。

このドライバーテクノロジーは高輝度と優れた低階調性能を提供し、明るい画像と暗い画像の両方を同時に必要とするシーンにおいてハイダイナミックレンジを生成します。高コントラストと160度の視野角、低い動作温度により、100,000時間以上の長寿命を実現し、運用コストが重要な生産環境で最適なROIを実現します。シリコンコアのロードマップは、低消費電力、高効率、高性能に重点を置いた技術を業界に提供し続けています。

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