TOP > ニュース&イベント > 最高解像度・低消費電力の135インチ モバイルAIOディスプレイを発表
- SILICONCORE NEWS -
2024.06.12
高精細LEDディスプレイのパイオニアであるシリコンコア・テクノロジーLLC(新横浜、代表:梅村 誠)はこの度、独自の特許取得済みLED駆動技術の利点を生かし、高性能且つ柔軟なプレゼンテーションソリューションを実現するモバイルAIO(オールインワン)ディスプレイを発表しました。
高解像度の135インチディスプレイは、ピクセルピッチ1.25mmでHD 2400 x 1350を超える解像度を提供しつつ、電動ディスプレイ機構を備えるため、収納時あるいは標準的なエレベータへ載せる際には、ディスプレイを折りたたみ車輪で移動させることもできます。
HDMIまたはDPI入力を介したBYOD (Bring Your Own Device) 接続により、ユーザーは数秒でプレゼンテーションの準備が整い、コラボレーションルーム、エンジニアリング環境、トレーニングスイートあるいは、オフィスに限らず各種施設の多目的ルームやホテルの宴会場への設置にも最適です。
このシリコンコアのAIOディスプレイは、市場に出回っている同等の130-135インチディスプレイよりも50%以上高い解像度を提供し、1200nitsという通常より2倍ほどの高輝度でありながら、平均消費電力が800ワット未満という超低消費電力を実現する優れたディスプレイです。これは複雑なプロジェクションシステムを容易に置き換えることができ、製品寿命全体にわたって輝度を維持しながら、TCO(Total Cost of Ownership)を最大化します。
また、シリコンコアはこのピクセルピッチで240Hzのフレームレートを達成した最初のdvLEDディスプレイメーカーであり、このモバイルAIOディスプレイにおいてもこのフレームレートでの優れたパフォーマンスを提供可能です。低消費電力を維持しながら業界最高レベルの性能を発揮する独自の新しいIC技術(光パルス幅インクリメント方式)により可能になりました。これにより3Dアクティブ環境でのMPOV(Multi Point of View;多視点3D)や遅延が少なく、より滑らかな画像を提供することが可能となります。
120Hzバージョンでは、ディスプレイへの10ビット出力と、独自のZACHテクノロジーによる高いダイナミックレンジ、Rec2020に近い色域でより精度の高い画像を提供します。またLISAによる表面処理により、比類のないコントラストとソリッドブラックをもたらし、モアレと反射率を最小限に抑えます。
シリコンコアは、特許保有のコモン・カソード技術と共に、LEDディスプレイ業界を持続可能性の新たな高みへと押し上げ、さらに環境に優しい未来を実現するための進化と製品展開を今後も進めていきます。
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